YMYL系サイトでのGoogleアドセンス合格記

2021年12月末、Googleアドセンスの審査に合格しました。

当サイトはFXを題材にしてまして、ジャンルとしてはYMYL(Your Money Your Life)に含まれるかと思います。YMYL系のサイトはGoogleアドセンスの審査に合格しにくく、またGoogleアドセンスの審査は要件こそ示されているもののその採点基準がはっきりしない(特に不合格時どう直せばいいか明確でない)ことも相まって、ネット上で合格するための方法論が錯綜しているという現状があります。少なくとも審査に際しては、これら情報の波から最大公約数的なサイト作りをすることでしか合格を目指す方法がなく、本記事にたどり着いた理由もそのような課題意識を抱えてのことだと拝察します。

そこで本記事では、合格を目指す方の参考となるように、当サイトの合格時の状況をご紹介したいと思います。

何回も審査に落ちてしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。

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合格時の状況

以下が合格時の状況の詳細です。

  • サイト開始時期:2021年6月末
  • 合格時期:2021年12月末(開始より約半年)
  • 申請回数:6回目で合格
  • 記事数:47記事
  • 文字数:1000~2000文字
  • 更新頻度:週2回(水曜・土曜)
  • 独自ドメイン:あり
  • プライバシーポリシー:あり
  • お問い合わせフォーム:あり
  • PV:1日10ぐらい
  • 掲載順位:50~60位
  • SNS連携:twitterでリンクを貼ったこともあるが、流入はほぼない

見ていただければわかると思いますが、PVや掲載順位は決して褒められたものではなく、むしろこれらの要素は審査にあまり利いてこない可能性が高いです。

また文字数ですが、一般的なブログと比較するとこれはかなり少ないです。おそらく3000~4000文字は推奨されていると思います。審査の際に減点された可能性は0ではないですが、少なくとも文字数が1000~2000でも合格することは可能であるということになります。

また上記以外で、私が大事だと思った点は以下の2点です。

運営者情報はなし

巷では運営者情報がなければコンテンツの信憑性も怪しくなり、審査で不利になると言われています。

もしかしたら当サイトの審査時にも、運営者情報がないことによって減点されていた可能性もありますが、少なくとも運営者情報が絶対に必要ということはないことになります。

アフィリエイトリンクあり

広告のみを目的としたサイトは印象が良くなく、審査のタイミングだけでもアフィリエイトリンクは外した方が良いとよく言われますが、当サイトは貼りっぱなしでした。

といっても1ページに2ヶ所ほどだったため、分量的に減点が少なかっただけという可能性はあります。ですが、少なくともアフィリエイトリンクがあれば絶対に合格しないなんてことはないようです。

合格までの過程

参考になるかわかりませんが、合格までの過程は以下の通りとなります。

1回目

2021年8月半ば、お盆前に申請し不合格。サイト開始から1ヶ月ほどで、記事数は10記事ぐらいでした。口コミによっては、記事数が10記事でも合格するとあったため、ダメ元で申請した記憶があります。

2回目

2021年8月末、前回から2週間ほど期間を空けて再申請。記事数は15記事ぐらい。コンテンツの質や量ではなく、プライバシーポリシーなどサイトの体裁に原因があると考えて微修正しましたが、結果はダメでした。

3回目

2021年9月半ば、前回から2週間ほど期間を空けて再申請。記事数は20記事ぐらい。合格には読者の課題解決が大事との口コミを見つけ、既存の投稿も含めて冒頭の書き出しを「読者ファースト」を意識して直しましたが、それでもダメでした。

4回目

2021年10月初め、前回から2週間ほど期間を空けて再申請。記事数は25記事ぐらい。なぜ申請したかも覚えていません。

5回目

2021年10月末、前回から2週間ほど期間を空けて再申請。記事数は30記事ぐらい。こちらも申請理由は失念しましたが、これでダメならしばらく申請は辞めようとは考えました。どうせ大したPVもないし。

6回目

2021年12月末、年末休暇の前に申請し合格。前回から2ヶ月ほど期間が空いてます。

考察

これより先は私個人の感想であって、はっきりとした根拠があるわけではありません。鵜吞みにせず、あくまで参考程度に留めて頂ければと思います。

サイトの特徴を明記するのは効果あり?

合格した6回目の申請前に、当サイトについてに特徴を明記しました。特に3つの特徴の内2つ目の「モデリング・定量化」は他のサイトにはない特徴だと考えています。少なくともこのような形で特徴を明記するのは、審査する側から見れば親切でわかりやすいはずですし、皆様にとっても「そもそもこのサイトの特徴は何だったか?」を見つめ直すきっかけにもなりますので、一度試してみるのをおススメします。

客観性が大事?

YMYL系は特にそうですが、コンテンツの客観性や科学的信憑性を確保するのはマストと思います。少なくとも当サイトは、統計的分析によって客観性を担保することをモットーとしており、記事に多少の考察を含めてはいるものの、「為替トレードはこうすれば勝てる!」と根拠もなく煽ることはご法度としています。同ジャンルでのサイト作りをされている方は、このような記載は避けた方がいいかも知れません。

まとめ

結論として、本記事で伝えたい点は以下となります。

まとめ
  • 運営者情報はマストでない
  • アフィリエイトリンクを貼ってても合格しないことはない
  • (多分)PVの多さや、掲載順位の高さは不問
  • (多分)独自性アピールの意味で、特徴を明記するのは有効
  • (多分)YMYLは、情報の客観性や科学的信憑性を確保している説明が必要

上記の通りにすれば必ず合格するというものではありませんが、これらを参考にコンテンツの拡充を図っていただければ幸いです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。